2017年度「グッドデザイン・ベスト100」に選出
全国防草ブロック工業会会員
国立大学法人 名古屋大学 生物機能開発利用研究センター 教授 北野 英己
この「防草工法」は、楔型の物理的障壁画を水平から下向きに傾ける事により、下から伸びてきた雑草の芽を本来の伸長方向とは逆方向に誘導するような構造にすることにより芽が地上へ出るのを防いでいます。一方、目地の表面近くで発芽した雑草は、楔型障壁の最下部に根が到達しても今度は本来とは逆向きに伸長しなければ土中に到達できないことかう養水分が供給されていても根の成長が極力抑制されるので目地に侵入した雑草の成長も抑制できる構造になっています。
本防草工法は、屈光性・屈地性といった植物の持つ基本的性質を利用した環境負荷の極めて小さい技術でありながら、施工による「除草経費の削減」や「道路の美観の維持」といった大き砿効果が期待できるという点で、極めて優れた技術として評価に値すると考えられる事からこの技術が広く普及されることを期待しています。
施工手順 [1.0MB]
2017年度 「グッドデザイン賞」受賞 「グッドデザイン・ベスト100」に選出
第41回 「発明大賞」受賞
第12回 「愛知環境賞」受賞
第16回 「国土技術開発賞」受賞
第40回 「環境賞」受賞